あさことりの日記

8歳と0歳の育児中。

Audibleで本を読みながら眠る幸せを

Audibleに登録して1年経過しました。

 

www.audible.co.jp

 

Audibleはどんなサービス?

  • 月額1500円で毎月コインが1枚もらえる
  • コイン1枚でプロが朗読した本の音声が1冊買える
  • 音声のみのためテキストはつかない(図表だけ見れる)
  • コインはストックできる

こんな、シンプルなサービスです。

 

原則返品はしない方向で

①コインで本を買う

②本を聞く

③本を返品し、コインを返してもらう

④別の本を買う(②~④くりかえし)

という使い方もできます。それをすると、実質聞き放題です。

が、Audibleは返品が前提のサービスではありません。

 

実際の本屋で、読んでから返品。

服屋で、着てから返品。

と同じことなので、(規約違反ではないですが)良識に従ってやめた方が良い使い方だと思います。

 

私も一度も返品はしていないです。

 

Audibleのコスパ

上記のように、返品しないという前提で考えると、1冊1500円です。

だいたい、本を買うのと同じくらいの価格ですね。

月2冊以上買いたい場合は、コインが足りない分、お金で払えます。その時は1500円ではなく、本それぞれの値段になります。

(紙の本より高い値段がつけられています。会員は20%引きですが、それでも高いです。)

 

プロの朗読する音声数時間分が1500円で買えるのは「安い」のでは、と私は思います。

特に小説の朗読は最高です。

文庫なら500~1000円で買えるのが、音声だと1500円。と考えると高いのですが、耳で聞き、頭で想像しながら楽しむという娯楽(長いもので10時間以上!)を1500円で買えるのは格安です。

 

ビジネス書には不向きでした

安宅和人著『シン・二ホン』をコインで買ってみました。

単行本:2640円

Kindle:2376円

Audible版:3500円(非会員)

という価格と比べても、Audibleのコイン(1500円)で買えるのは破格です。

 

聞いてみて、すごい良いこと言ってる!の連続でした。

が、音声なので下記のデメリットを感じました。

・図表はアプリから見られますが、ながら視聴している時にスマホを取り出して参照するのは面倒(=結果、見ない)

・本のような「特定の部分を見(聞き)返す」作業が、非常にやりにくい(目次からその部分の音声に飛ぶことはできますが、パラパラと感覚で探すことができないのは不便)

・すごい時間がかかる(1冊分聞くのに12時間)

 

紙の本ならば、読了したら本棚に入れておいて、時々読みたいところをランダムに見返すという作業が気軽にできますが、Audibleの音声はもう1度聞き返すということはしないな、と思います。もう1度聞きたいところがどの部分かわからないうえ、全部通しで聞くと12時間分もあるから。

 

『シン・二ホン』以外にも数冊のビジネス書を買いましたが、同じことを思いました。(学習せい・・・)

よって、ビジネス書(特に、何度も読み返したいタイプの本)には不向きでした。

 

小説は最高でした

宮部みゆき著『火車』をコインで買ってみました。

文庫:1100円

Audible版:4000円(非会員)

今回初めてAudible非会員の価格を見ましたが、高いですね。4000円は、高いです。コインで買うのがいかにお得かがわかります。

 

これが、良かった!音声にして16時間の長編。これが1500円なら、1時間分100円ですね。安いです。

ビジネス書の時は長いのがネックに感じましたが、小説は目的が「情報収集」ではなく、聞くこと自体が「娯楽」なので長くて良いのです。

本の小説は、基本的には読み返しません。だから、火車の音声も聞き返すことはしないでしょう。でも、16時間もかけて楽しんだのだから、十分に元はとっていると思えます。

 

Audibleの利用シーン

集中して本と向き合える時は、目で読んだ方が圧倒的に早いです。

なので、普段の読書は紙の本で、目と手が使えない状況の時にAudibleで音声を聞くといった使い分けになります。

私がAudibleを使っていて「便利だな」と思ったのは

・自動車の運転中

・寝る前

です。

 

運転中、今まではラジオを聞いていました。が、ラジオって通販の宣伝が多いですよね。興味のないラジオ通販を聞かされるのは地味にストレス。

それならとAudibleを聞くようになって、時間の有効活用ができるようになりました。運転してても読書ができるのかと、嬉しい発見です。

 

それから、寝る前。これは小説に限ります。30分のスリープタイマーをセットして、聞く。至福です。

私は寝る前に色々と考え事をしてしまうタイプで、それもあまりポジティブなことではなく、不安なことや悩み事を深堀りし、余計眠れなくなる・・・という悪循環に陥ることが多々あったのですが、小説を聞きながら寝るとすぐ眠れます。

今のところ15分くらい聞いたところで意識が薄れていき、眠ってしまうことが多いのですが、眠れなければタイマーを延長して聞き続けてもいいし、「眠れても眠れなくても良い」という気楽さがかえってリラックスできて良い気がします。

 

子どもが、布団の上で親に本を読んでもらいながら、気が付いたら寝てしまっている・・・そんな体験を、大人になってからできている。

これが、私が感じるAudibleの最大の良さです。

 

最初の1冊無料です。気になった方は登録をおすすめします。

www.audible.co.jp