30代の膝の痛みと医師に痩せろと言われた話
昨年12月から右膝の痛み(立ち上がる・しゃがむ時の痛み)があり、病院を受診しました。
X線検査(レントゲン)の結果
問診と膝の触診(水が溜まったり腫れたりしていないかの確認)の後、レントゲンを撮りました。結果は、下の画像のような変形が見られました。
医師から「右側の骨が上下でくっつきそうになっているでしょ、これが痛いんだと思うよ」と言われました。
「変形性膝関節症です」という診断は特にありませんでしたが、帰宅してから調べたところ、症状とX線写真がほとんど一致しているため、これに近い状態かと思います。
医師の問診で判明した膝痛の要因
・昨年9月に出産し靭帯が緩んでいる
・出産前の体重に戻っていない(+3kg)
・12月(産後3か月)にボルダリングをした
・日常的に運動不足
・赤ちゃんのお世話で膝に負担がかかっている
・階段をつま先で駆け上がる動作が多い(2階リビングなので)
あとは、私の母親が変形性膝関節症のため、遺伝もありそうです。
医師からの指示
すぐに体重のことを言われました。
「産後すごく体重が増えたということはありますか?」と。
私「3㎏増えたままになっています。」
医師「それは良くないね。24時間ずっと+3㎏なんだから。」
私「減らした方が良いですね。」
医師「うん。減らした方が良い。」
それから、階段を上がる時はかかとまでしっかりつくこと、ボルダリング、スクワットのような膝に負荷がかかる運動はしないこと、散歩等は積極的にすることを指示されました。
他に私ができること
変形性膝関節症は、加齢による軟骨の劣化が原因で、高齢者の国民病のようなものだそうです。高齢者ではない(30代前半の)自分がかかるのは正直ショックでした。
不可逆性の病気のため、治すことはできませんが、進行を遅らせること/痛みを軽減させることはできるので、対策は積極的にやっていきたいと思います。
(日本整形外科学会HPより)
- ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
- 正座を避ける。
- 肥満であれば減量する。
- 膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
- 洋式トイレを使用する。
太ももの筋肉を鍛える運動については、厚生労働省のリーフレットに詳しく書いてあります。太ももだけではなく、膝の周りの筋肉も鍛えた方がよさそうです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000656473.pdf
それから、膝を温めるためにニーウォーマーを購入しようと思います。
最後に:膝が健康な方へ
「膝が痛い」という状態がこんなにつらいものだとは、膝痛が起こるまで知りませんでした。しゃがめないので、ものを落としただけで、「どうやって拾おうか・・・」と考えてしまいます。普通にしゃがんで拾えていた頃が懐かしいです。
そして、症状は急に来ます。11月までなかった症状が、12月に急に来ました。私の場合出産とボルダリングが大きな要因ですが、その2つがなかったとしても、遅かれ早かれ膝の痛みは発生していたと思います。(加齢と生活習慣と遺伝により)
膝が痛くない人は、今のうちに、筋肉を鍛える等の対策を実施し、しっかり予防をすることをお勧めします。将来膝痛に悩む人が少しでも減りますように。
参考にしたサイトはこちらです。