仲良くないママ友の前でおならをしてしまった話
最初にお伝えいたしますが、ネタではないです。
本当に、「仲良くないママ友の前でおならをしてしまった」のです。
正確に言うと現時点ではママ友ですらなく、居合わせたお母さんなのですが、学校と習い事が一緒のお母さんのため、本記事ではママ友と表現させていただきます。
正直、思い出すのもつらい出来事です。
- 笑いに昇華することでこのつらい経験を無理やりプラスに変えたい
- 同じ経験をした人が検索でこの記事を見つけてくれたら、「あなたはひとりじゃないよ」というメッセージになる
上記2点のために、記憶を封印または葬り去る前に、状況を整理して書き記しておこうと思います。
事故の発端
先週の話です。
子どもの剣道の体験教室があり、私はひとり、体育館の隅の方で体育座りをして、竹刀を振る子どもたちを眺めていました。
途中、他の子どものお母さんが来て、私の隣に座りました。
子ども同士が学校で同じクラスだ、というのです。
初対面だったので、「ご兄弟はいらっしゃるんですか?」「ほかに習い事されていますか?」など、軽い雑談をにこやかに交わします。
ひととおりお話しし、会話が途絶え、静かに子どもたちを眺めている時、事件は起きました。
「ぷぅ~~~」
辺りは静かでした。子どもたちが竹刀を振る音、「めーん!」という掛け声は遠く、私とそのお母さんはふたり、静かに座っていた時でした。
「ぷぅ~~~」
鳴るはずのない音が自分の臀部から聞こえ、私は激しく動揺しました。
動揺しながらも、私が発したおならであることが隣のお母さんに悟られないよう、微動だにせず、前を向き続けます。
しかし、隣のお母さんからしたら、「こいつおならしたな」というのはすぐにわかることです。だって、自分がおならをしたかどうかくらいわかるし、自分じゃなければ相手しかないのだから。
ここで、「音を立てながら座り直す」、「口を鳴らす」等、今のはおならじゃなくて座り直した時の音だよ~(もしくは、口を鳴らした音だよ~)というアピールをするのは素人です。
座り直したって、口を鳴らしたって、「ぷぅ」の音は出ませんから。おならを誤魔化そうとしていることが見え見えで、恥の上塗りでしかありません。
私はただ何もせず、何事もなかったようなふりをして、ただただ前を向き続けました。
ママ友の気遣い
それまで無言で子どもたちを眺めていたお母さんが、私のおならをきっかけに口を開きました。
「むずかしそうですねぇ…」
もちろん、剣道のことです。子どもたちが先生に教えてもらっている場面を見ての感想だということはわかるのですが、
(なぜ、いまこのタイミングで言ったんだろう??)
と私の頭の中ははてなでいっぱいになり、咄嗟に返事ができませんでした。
少しの間を置いて、
「そうですよねぇ…」
と返したものの、
(これは、おなら音のあと無言は気まずいから助けてあげようか、という気遣いなのでは? この助け舟をありがたく受けとってあれこれ話し出したら、おならしたことを必死にごまかそうとしているのがバレるのでは?)と思考し、その後もしばし無言を貫きました。
後から考えると、「おならを切っ掛けに全然話さなくなった人」という印象を残したにすぎないな、と思います。
考察
「したいな」という兆候がきちんとある、コントロールできるおならが大半ですが、たまーに、何の予兆もなくいきなり出てくるおならもありますよね。
これを防ぐ方法はないのですが、私の体感的には、キツめの服を着ているとおならが出やすいような気がするのです。
- 服の締め付けによる物理的な緊張感
- よく知らない人と一緒にいる精神的な緊張感
この緊張感により腸が活性化して、おならが出やすくなるような気がするのです。
部屋着でリラックスしている時、コントロール不能なおならが出ることがないのは、身体も心も緊張していないからではないか、と。
どうしても、よそ行きの服って身体にフィットしがちですが、おならのリスクも含めて服装は検討していきたいな、と強く思いました。
最後に…
「ママ友の前でおならするとかマジ草」
と思った方。
予期せぬおならはいつ誰の身で起こるかわかりません。
この先、絶対にしてはいけない場所でおならをしてしまうことがあったら、ぜひこの記事に戻ってきて、深く共感していただけたらと思います。
お待ちしております。
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