海外旅行の予約でパスポート氏名を間違えた話
先日、台湾旅行をした時の、残念すぎる実体験を紹介します。
チェックインカウンターでパスポートを見せると氏名が違うと言われた
はじめての台湾旅行。子どもとふたり、みずいらず。
嬉々として、チェックインカウンターでパスポートを提示しました。
窓口スタッフがパスポートを確認した後、ふつうなら搭乗券と一緒に渡されて、
「Have a nice trip!」(日本だから日本語ですね)
ってな感じで終わるはずが・・・。
今回は、パスポートを持ったまま、「?」といった様子。
スタッフさん「お名前が違うみたいですね。」
え・・・?
わたしは旧姓で搭乗券を取得していました。
数年前に結婚して苗字が変わりましたが、新婚旅行、その後2回の海外旅行、すべて旧姓で行っています。
パスポートの氏名変更手続きをしていなかったからです。
いや、正確には、変更手続きをしていたことを忘れていたからです。
入籍してすぐに手続きをしていたのに、その事実を完全に忘れていました。
だから今回、旧姓で予約した内容と、氏名変更手続きが済んでいる新姓のパスポートを見比べられ、氏名が違うと言われたのです。
で、どうなったかというと、氏名が全然違うということで【別人】という扱いになるらしく、チケットの取り直しをするか、その場で氏名変更手続きをするしかないと言われました。
チケットの取り直しは、台湾往復で5万円ほど。
氏名変更手続きは、3万円でした。
「氏名変更手続きのほうが安く済むのでおすすめです」
とにこやかに言われましたが、
格安で3万円ちょっとで押さえたツアーだったので、もう3万円追加で支払うことにかなり抵抗があり、
「ちょっと考えます・・・」
と言い、一瞬その場を離れて考えました。
・・・トータルで6万円か。
6万円あったら、結構ぜいたくな旅行にできたよな。
かといって、旅行を諦めて家に帰るのか?と考えると絶対に嫌。
というわけで、結局3万円支払って変更手続きを進めてもらいました。
氏名を間違えるに至った原因
さきほど書きましたが、氏名変更手続きをしたということを完全に忘れていたから、このようなことになりました。
なぜ、これまでの海外旅行3回すべて、旧姓で行けてしまったのか、とそれが不思議でした。
氏名変更について記載されるのが、顔写真のページではなく、もう1ページめくったところなので、そこまで確認しないと、氏名変更の有無はわかりません。
単純に、これまで当たったスタッフさん(もしくは航空会社)が、そこまで細かくチェックをしていなかったのでしょう。
過去の自分が、婚姻後すぐに氏名変更手続きを済ませていたことにも驚きました。
(こういう手続きを後回しにするタイプの人間なので)
氏名を間違えると必ず取り直しになるのか
間違え度合いによるみたいです。
たとえば、アルファベット表記で1文字違いとかなら、スペルミスという処理の仕方があるようです。
だけど、今回のように、スペルミスどころでなくまったく別の苗字になってしまうと、それが同一人物という判断はしてもらえません。
・チケットの取り直し
もしくは
・3万円程度払って、氏名変更手続き
をするしかなくなります。
まとめ
3万円、というお金を払って解決できたのだから良かったじゃないか。
飛行機は無事に飛んで、わたしは何事もなかったように台湾に行けるのだし。
海外旅行はトラブルがつきものなんだから。
こうやってひとつひとつ、対処の仕方を学んでいけばいいよね。
的な慰めの言葉を必死で考えて、行きの便に乗りました。
でも、できれば損したくない、というのが本音ですよね。
海外旅行を予約する際は、入力ミスなどないように、とにかく真剣に。
氏名変更、住所変更など、してないと思ったら、実はしていた!ということもあります。
過去の自分は他人だと思って、記憶に頼らず、その都度しっかり確認していきたいものですね。