子どもにジグソーパズルをやらせるなら難易度が大事だと確信した話
小2の長男の知育としてパズルを買いました。
幼児の頃、アンパンマンだドラえもんだと、その時々に応じた難易度のパズルを買い与えていましたが、数年ぶりに買ってあげたパズルは鬼滅の刃の1000ピース。(長男が鬼滅大好き)
1000ピースといえども、アニメ画のため絵柄はわかりやすいし、ひとつひとつのパーツが極端に小さいわけでもない。親が少し手伝えば出来るんじゃないかと期待を込め、額縁と合わせて購入しました。
週末にやろう、と楽しみにしていた土曜日。
いざ、開封!
と、ここまでが、長男のテンションのピークでした。
1000ピースのパズルを前に、テンションだだ下がりの長男。どうして良いかわからない様子だったので、パズルの進め方の王道として「はじっこのピースを集めてみる」方法を提案。
・直線のあるピースを集める
・直線が2箇所あるピースは4枚しかない大当たり
と説明して、ピースをふたつに分け、手分けして探します。
これは宝探しのようで子ども的に楽しいんじゃ?と期待しましたが、なかなか見つからず、数枚見つけたところで「疲れた」とバタンキュー。
絵柄が単調なはじっこのピースばかり集めても面白くないか、と思い、ある程度まで集めたところで路線変更することに。
そこまでで、長男が「これは炭治郎だ!」「善逸だ!」などと、キャラの断片を見つけて喜んでいたので、次は「キャラごとに分類してみよう」と提案。
・キャラのピースを集めて分類する
・ある程度集まったらキャラごとに組み上げる
という方針で進めます。
これは、ピンクの髪の恋柱、黄色い髪の善逸を中心に、頑張って集めてくれました。
ただし、ピース同士を繋げる作業はかなり難しいらしく、「恋柱のピースが集まったよ」などと声かけしても、「ママやって」でした。
わかりやすいピースが少なくなった頃から長男は飽きてしまい、放棄。ダイニングテーブルの上で広げているパズルを週末中に完成させたいという都合もあったので、そこからは私がひとりで作業しました。
私、パズルは大好きです。なので、パズルをひとりでやること自体はめちゃくちゃ楽しかったのですが、長男がテレビを見ている隣でひとりもくもくと作っていると、何のために買ったんだっけ??という疑問が何度も頭に浮かびました。
いつもは長男と一緒に寝室に行って寝るのですが、日曜日の夜は「平日に持ち越さないぞ」とスパートをかけ、長男には先に寝てもらいました。「夜中にひとりで完成させちゃっても良い?」と念のため聞くと、「いいよ。完成させたらお菓子買ってあげるよ」と言われて、いよいよ立場が逆転しつつも、無事完成しました。
長男の知育と思って買ったパズル。
結果的にほとんど私がやることになった理由は
・小2にいきなり1000ピースはハードすぎた
・ゆっくり進めるのを待てなかった
・私がパズル好きすぎた
この3つにあるかと思います。
(私がパズル好きだったからこそ、自分目線で1000ピースを躊躇なく買ってしまったし、「やんないんならママがやるよ?」と突っ走ってしまったのかな、と考えると、3つ目の理由がそもそもの原因かもしれません。)
知育玩具のチョイスとしては失敗に終わりましたが、(途中まで)一緒に作ったパズルとして長男は気に入ってくれて、翌日リビングの1番見やすいところに飾りました。
もうちょっと簡単で、長男好みの絵柄のパズルが見つかったら、改めて一緒にやりたいです。