あさことりの日記

8歳と0歳の育児中。

【ヘルメット治療】保育園に入れるの?仕事との両立問題

ヘルメット治療は、1日23時間ヘルメットの装着をすることで、頭の形を改善する治療法です。

生後6か月頃までに治療を開始し、1歳までに終了というパターンが多いため、親がケアするのが一般的です。

 

ただ、我が家もそうですが、子どもが0歳のうちに保育園に入れて仕事に復帰したい、という家庭もあります。

その場合ヘルメット治療は可能なのか

我が家の体験談を、一例としてご紹介したいと思います^^

 

 

先に結論:ヘルメット治療と保育園の両立は、条件付きで可能

 我が家は、保育園の入園が内定した後に、ヘルメット治療を真剣に検討するようになりました。

「保育園決まったけど、ヘルメットして保育園に行けるんだろうか?」と疑問に思い、保育園に相談しました。

 

私:「(ヘルメット治療について説明し、)入園できますか?」

保:「難しいですね。」

 

私が通う予定だった保育園の0歳児クラスは、園児3人に対し保育士1人だったため、「特別なケアができないから」というのが理由でした。

特別なケア:ヘルメットを拭いたり、ケガをしないか見守ったり等。

 

 次に、AHS(ヘルメット治療の会社)に相談しました。

 

私:「保育園ではヘルメット児の対応ができないそうです。保育園にいる間だけヘルメットを外しても大丈夫ですか。」

A:「大丈夫ですが、治療の効果は限定的になりますよ。」

 

ファイルに入った事例集を見せてくれました。

1日23時間フルで装着した子と、保育園にいる間は装着できなかった1日15時間の子。

 

15時間の装着だと、治り方は緩やかで、仕上がりもそこそこでした。

 

結論としては、

保育園の間だけヘルメットを外すことで両立は可能

きれいに治したいなら治療を優先した方が良い

といったところです。

 

私は職場に相談し、復帰の時期をずらしてもらえることになったので、保育園への入園もヘルメット終了後まで伸ばすことにしました。

 

ちなみに、ヘルメット児を受け入れてくれる保育園もあるようです。

まずは、希望する保育園に相談することが先決かと思います。

 

ヘルメット治療中に入園する場合の注意点

もし、ヘルメット児を受け入れてくれる保育園に入園することができたなら、という想定(妄想)で、気を付けた方が良いことを書いてみます。

 

他のパパママとコミュニケーションをしっかりと取る

ヘルメット児を初めて見る親御さんは多いと思います。

「なんかの病気かな?」と不審に思っているかもしれません。

同じクラスの親御さんには、頭の形を治すヘルメットをしている、ということを軽く伝えておくと良いでしょう。

 

着替えやすい服を持たせる

保育園では、汗をかくと頻繁に服を替えてくれます。

その時に、いちいちヘルメットを外すのでは、保育士さんの負担も大きくなりますね。

ヘルメットをつけたまま脱ぎ着ができる服(かぶるタイプではなくボタンでとめるタイプのロンパースなど)を用意しましょう。

 

装着時間は臨機応変

保育園で1日に2回程度、ヘルメットを外して拭き上げる必要があります。

その再装着の際に、子どもが嫌がって暴れたら、無理にヘルメットを着けなくても良いと伝えるのが良いと思います。

数時間程度なら、はずしていても何も問題ないな、と、我が子の経過を見ていて感じます。

 

入園後にヘルメット治療を開始するなら

多くの場合が、ヘルメット治療を開始してからの入園になるかと思いますが、中には「入園してからヘルメットを始める」というパターンもあるかと思います。

 

その場合、ヘルメット治療には慣らし期間があるということを考慮しておいた方がよさそうです。

 

ヘルメット初日は、1時間だけ着用して様子を見ます。(これは朝とか夜でも良いですね。)

2日目以降、だんだんと着用時間を伸ばしていくのですが、「1時間つけて1時間はずす」「2時間つけて1時間はずす」「4時間(以下同)」など、最初の1週間は時計を見ながら着け外しをしていました。

頭の圧迫による赤みの出方を見る必要もあり、これは親がきちんと対応しなければならないところだな、と感じました。

 

可能であれば、数日間だけでも仕事を休んで、ヘルメットの慣らしに専念してあげてください。

 

 最後に

 

ヘルメット治療と保育園への入園について、実は結構悩みました。

  1. 保育園に入園してヘルメットを諦める
  2. ヘルメットを開始して保育園を辞退する
  3. 保育園ではヘルメットをはずす形で両立する

この3択で、私は2を選んだのですが、せっかく希望の園から内定が出たのに、蹴るのはもったいないのでは、と。

最終的には、「やってあげたい」という気持ちがあるのならば、それを最優先にした行動をするのが良いかと思い、決断しました。

まったく後悔はありません^^

 

 

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